Books written by 童門冬二

  • 童門流人前で話すコツ: こうすれば自信が持てる、楽しくなる

    「庶⺠相手の芸能の場で、学者が偉そうなことを言いやがて」と思ただろうし、あるいは、 「変わた学者が紛れ込んだ」なている芸能人たちも白い目で見たことだろう。の中に身を置いて、自分の学説を説きはじめたのである。はじめのうちは、話す方も聴く方 ...

  • [新装版]勝海舟の人生訓

    とか、このことは、前項の、勝も機運の潮勢が次第に静まるにつれて、人物の価値も通常に復し、非常に偉く見えた人も案外小さくなるものさ、と言ている。逆に言えば、機運が静まれば、偉かた人間の偉さも次第に色褪せてしまうということである。

  • 名補佐役の条件

    それは、ていたのである。手法としても信玄は活用しということを、信玄が人事の方針として胸の中に持ていたということである。勘助が偉かたのは、そういうことを自分でよくわきまえていたこ たんたんとだ。だから、彼は淡々と.

  • 小説米沢藩の経営学: 直江兼続・上杉鷹山・上杉茂憲??改革者の系譜

    だからこそ、沖縄に県令として赴任する上杉茂憲に対して、本省のお偉えら方はがた、 「異国的な文化と生活・慣習を持つ沖縄県⺠を、一日も早く日本の習俗に従わせよう」政府の役人たちは、そういう見方をしていない。という姿勢で臨んでいる。

  • [新釈]楽訓: 人生を楽しく生きる知恵

    したがて、いままで偉そうなことを書き連ねていても、決してぼく自身がそういう人間に「そのことを得ようとする努力機会を得る」ということを知ているからである。したがて、ぼくが願たり祈たりするのは、 「世の中はそんなに甘くない」と願望した。

  • 男の老子: 「フイゴ人間」になろう

    あとからきて偉そうな顔をするな」を占めるかということで、水流同士が競い合たり争たりすれば、やはり問題が起こる。いうことではない。流れ込んできた水流の良識(自治精神)に期待するということだ。流れ込んだ場所の容積の問題もある。

  • 坂本龍馬の人間術

    つまり、自分の利口さ、偉さを自慢するたこの話が正しいか、正しくないかは、この稿の最初のほうに書いた。今では、坂本龍馬は、河田小龍などの師によて、開国策の大切なことを教え頃、友人とともに、開国派であた自分を斬りに来た、といい、そして自分の ...

  • 人心掌握の天才たち: 戦国武将に学ぶリーダーの条件

    お互いに支え合て、偉一かこくた。あるいは、相模国乗取りのときに、すでに、その六人が参加していたのかもしれないが、詳しくはわからない。本人は梟雄といわれたように、謀略に富んだ人物であたが、その政治は必ずしも苛酷なものではなかた。

  • 「情」と「知」のリーダーシップ: 管理者のための二大成功原則

    率直に一言って、松下村塾から出た偉材群は、一部をのぞいて、多くは明治の政治の汚濁にまみれて行った。若死にした者は別にして、生きのこって顕官になった者は、相当に権謀術数を駆使したワルが多い。しかし、そのワルたちにしても、松下村塾の二年間 ...

  • 歴史に学ぶ地域再生: 中国地域の経世家たち

    因て方谷の実務に通達し、当要の偉器なるを知れり」と方谷の現場主義を評している。ふはくべいこく方谷の愛弟子で会津藩士秋月悌次郎(後の五高教授。小泉八雲が「神のような人」と評うりなすきることができたのは、日頃から領民の目線に立ち、市中の物の ...

  • [新装版]西郷隆盛の人生訓

    慌てもしない。が、結局のところ、⻄郷を呼び戻さなければ俺一人ではどうにもならないと判断した。このへんは大久保の偉いところだ。りの空気が⻄郷を求めていると知れば、やはりそれに従うのが正しいと判断するところに大久保の偉さがあた。

  • 小説小栗上野介: 日本の近代化を仕掛けた男

    幕末に勘定奉行や外国奉行、軍艦奉行などの要職を歴任し、遣米使節としてアメリカと通貨・為替交渉をし、横須賀製鉄所の建設や日本初の株式会社の設立、郡県制など、卓越した先見性で様々な新日本構想を描いていた小栗上野介。しかし新しい日本の姿をみることなく、領地上州権田村で悲劇的な最期を迎える。日本の近代化を仕掛けた幕末の名奉行の功績と、その儚い運命を綴った歴史長編。

  • 全一冊小説直江兼続: 北の王国

    上杉景勝の家臣でありながらも、太閤秀吉より三十万石を賜った男・直江山城守兼続。主君・景勝との深い魂の絆を胸に秘め、合戦の砂塵を駆け抜けた彼は、戦国乱世に勇名を馳せる。だが、己の歩むべき真の道を見いだした時、天下取りの争いに背を向け、北の大地に夢を託すのだった。米沢の名藩主・上杉鷹山が師と仰いだ戦国武将の、凛々たる生涯を描いたロマン大作。全一冊・決定版。

  • 人生、義理と人情に勝るものなし

    著者のこれまでの歩みから折々の感興まで、心にしみる随筆が人生の妙味を描き切る。生きてゆくための智恵が満ち溢れる珠玉の一冊。 【PHP研究所】

  • 歴史を味方にしよう

    歴史は闇を照らす灯り。歴史を学ぶということは、日々の生き方を学ぶということです。自分がどう生きていくか、そのための手がかりや足がかりを学ぶことができるのです。著名な歴史作家が、イモヅル式勉強法から、一生役立つ歴史との関わり方までを紹介します。歴史を旅すれば、多くの師にめぐりあえる!

  • 近江商人のビジネス哲学

    近江に残る「日本の心」を柱に著者独特の歴史観の中から、いまこそ学びたい近江商人のビジネス哲学を追求。

  • 高杉晋作: 吉田松陰の志を継いだ稀代の風雲児

    「おもしろきこともなき世をおもしろく」――幕末長州藩の風雲児・高杉晋作が詠んだというあまりにも有名な辞世である。松下村塾で吉田松陰門下の逸材として久坂玄瑞と併称され、武士だけでない庶民参加の軍隊「奇兵隊」を日本史上初めて組織し、長州藩を「討幕」に向けてまとめ上げた。しかし後年、病に伏した高杉は明治維新を見ることなく29歳で病没している。この若さで、これほど気宇壮大に生きながら、この辞世の意味するところは何か。▼著者は、高杉の生き方を「面白くもない世の中を、面白く生きられるように仕掛けて行った」ものと喝破する。そして、激動の生涯を追いながら、かれが自分で自分にどう仕掛けて行ったかを、現代的な視座でたどりながら描いていく。歴史小説であるとともに、「面白い生き方は、自分が面白く作っていかなければならない」という著者のメッセージが込められている。▼2015年大河ドラマ「花燃ゆ」の主要登場人物。

  • 愛蔵版戦国名将一日一言

    戦国武将たちが、人生の妙味、戦いの極意などについて、深い洞察から発した至言・名言を366厳選。座右の書となる一冊。 【PHP研究所】

  • 内村鑑三「代表的日本人」を読む: 西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮

    西欧化の嵐に打ち拉がれた明治期、日本的な心の強さ・美しさを説いた名著『代表的日本人』。そのエッセンスをベテラン歴史作家が語る! 【PHP研究所】

  • 坂本龍馬自分の「壁」を破る生き方: 人間関係の極意

    龍馬の人間的魅力は、「今日の自分は昨日の自分にあらず」と胸を張り、豪語するところ―すなわち、常に自己変革を遂げようとする明確な意志にあった。その熱い心と、意外に冷静で緻密な計算が、“一プラス一を三にも四にも、時には百にもする”人間関係を築いた。常に命がけで事に当たり、敵の中にも味方をつくった生き方には、われわれ現代人が学ぶべき「生きるヒント」が凝縮されている。