世界の昆虫をテーマに写真家自らが選んだ22点の代表作。小学校高学年以上。
里山の風景をテーマに写真家自らが選んだ23点の代表作。人と自然が共生できるゆたかな環境としての「里山」。この言葉の生みの親ともいえる著者が、愛着のある作品について、その風景のもつ意味を解き明かす。小学校高学年以上向き。
日本最大の湖・琵琶湖を中心とした大いなる水の循環、網の目のようにひろがるその流れの中で生かされる命たち、美しい風景には人と自然がつむぎだした物語があった。水辺の風景をテーマに写真家自らが選んだ22点の代表作。小学校高学年以上。
荒れ果てた土地、竹藪との壮絶な格闘、姿を現した古木や山の神々からの贈り物。里山に生きる写真家が、“未来に贈る美しい風景”を取り戻すための挑戦の記録。
カタクリ咲く雑木林、闇に流れるホタルの炎、軒下の干し柿、霜をつけたノバラの葉...。棚田が広がる湖国・滋賀県を舞台に、小さな生命と人々の暮らしを清冽に撮り下ろした最新写真集。
身近で不思議で美しい生命―昆虫たちの驚きの世界へ!自ら「作家人生の中で一つの節目」と語る昆虫をテーマにした待望の作品集。代表作から新作まで約200点を一挙収録。
「里山」とよばれる空間をめぐる人と自然との共生の姿を追いつづけてきた写真家・今森光彦。その仕事は、本の形にとどまることなく、本書の映像版ともいえる「映像詩里山命めぐる水辺」(NHKスペシャルにて放映)は、人々の深い感動をよびおこし、世界各国で数々のグランプリを受賞した。舞台となったのは、日本の琵琶湖西岸。なつかしいその風景のなかには、私たちの未来への、しずかな願いと提言がきざまれている...。小学中級から大人まで。
1本のエノキがありました。目を覚ましたオオムラサキの幼虫は、木の幹をのぼりはじめました。里山の生き物を“切り紙”で描きます。
今森光彦のやさしい切り紙: ひらいてワクワクたのしい!
はさみに命を吹き込まれ、魔法のようによみがえる花々や虫たち...昆虫や里山をとらえる写真家として高い評価を得る著者の驚くような精巧さで表現された切り紙作品全232点を所収。
昆虫は、一年をとおして見ることができる小さな生きものです。早春、田んぼの土手には元気よく飛びまわるチョウ。夏の雑木林は、樹液を吸いに集まる昆虫たちの楽園。生きものたちがいないだろうと思う冬でさえ、春を待つ命に出会えます。昆虫を知ることは、かれらが食べる植物やくらす環境について、学ぶことにつながります。さあ、みなさんも身近な里山へでかけてみましょう。