うんとこしょ。どっこいしょ。うんとこうんところくじぞう。かさとてぬぐいかぶせてくれたやさしいじいさまどこにいる。3・4歳から。
「かさじぞう」のお話は、子育ての難しかった時代の、辛い思いを抱えて生きている、じいとばあのお話でした。寒かろ、と笠をかぶせる地蔵は、死んだ我が子の姿だったのでしょう。
お正月をむかえるため、かさを売りに出かけたおじいさん。しかし、大みそかにかさは売れません。その帰り道、おじいさんが六地蔵の前を通り過ぎると「ドス!」と大きな音が......。おじいさんの優しい心が、大みそかに奇跡をよぶ昔話の名作を、擬音や響きの良い言葉を取り入れて再話しました。読む楽しさを実感できる物語の世界を、温もりのある絵がふっくらと豊かにはぐくみます。長く読みつがれる「かさじぞう」ができあがりました。
じさは正月の買い物に出かけ、六じぞうさまに出会います。寒そうなので、味噌やもち米の代わりにかさを買ってかぶせてやりました。その晩、不思議な声が聞こえてきて...。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
むかし、まずしいけれど、こころのやさしいおじいさんとおばあさんがおりました。ゆきのふるさむいおおみそかに、おじいさんは、町でうれのこったかさをおじぞうさまにかぶせてあげました。すると、そのよる...。こころあたたまる、むかしばなし。
One New Year's Eve a poor old man puts hats on 5 Jizo statues and scarf on a sixth, to protect them from the snow. That night the Jizo statues...
On New Year's Eve, a poor old man is returning home after having been unable to sell his wares. On the way he runs into six little Ojizousama statues, each...
笠地蔵をはじめ、冬から正月に関連した昔話
Billedbog. Dette folkeeventyr fortæller om den fattige mand, der ikke kan sælge sine hatte i byen og derfor ingen penge har. På vej hjem fra byen ser den fattige mand...
はじめてのかさじぞう
雪だらけになって立っている峠のお地蔵さまを見て、気の毒に思った心優しいおじいさんは笠をかぶせて帰りました。その夜...。新しい年を迎える年越のお話、『行事むかしむかし』シリーズです。