「にんぎょひめ」は、世界中に広く伝わる人魚の伝説を、アンデルセンが美しい悲恋物語に仕立てたものです。コペンハーゲンの港にはいると、人魚の像が人びとを歓迎しています。デンマークの人びとは、アンデルセンを誇りに思い、その「にんぎょひめ」を愛しているのです。そして、今なおこの作品は、世界中の人びとから愛され、感動をあたえつづけている名作です。