本書は、恐怖と死と官僚主義と以下略が織りなす愉快なRPGのルールブック「パラノイア“トラブルシューターズ”」日本語版を、原著者の許可のもと、独自に抜粋・編集・再構成した抄録である。プレイヤーがパラノイアというゲームの概要を事前に把握する、またはゲームマスターがプレイヤーにゲーム内容を説明する、という場面における使用を想定している。ゲームマスターが本書を単独で用いてセッションを開くことは想定されていない。ゲームマスターがプレイヤーとセッションを開くには別途「パラノイア“トラブルシューターズ”」が一冊必要となる。
Dan Gelber, Greg Costikyan, Eric Goldberg Allen Varney. 装備近年、ハイプログラマー達は、アルファコンプレックスの経済を再編し、その富を自分たちにより集中させることに決定した。この目的のため、PLC は広い範囲の消費財を製造するようになり、 ...
パラノイアトラブルシューターズ: ロールプレイングゲームルールブック 25周年記念版
ゲーム史の権威にして現代ボードゲームデザインの父、シド・サクソンが厳選してお送りする、ゲーム集の金字塔。大人数パーティーゲーム「ハグル」から政治戦略ゲーム「オリジン・オブ・ワールド・ウォー・I」まで、38個の珠玉のルール。ほとんどのゲームはトランプ・サイコロ・紙・ペンだけで遊べます。1969年の初版から半世紀を経て初の邦訳。
星辰が再び正される!『クトゥルフ神話TRPG』がリニューアル!
15 世紀の欧州に起源を持つ伝統カードゲーム「クク」の全て。あらゆる地域・時代において記述された70 以上のルールを集成。さらに、この伝統ゲームの謎に包まれた発祥と伝播につき、資料と文献をあまねく蒐集し、ひとつの遊戯史を描き出す。
ゲームはどのような仕組みで成立しているのか、様々な方向からアプローチしてみよう。広大で興味のつきないゲームの世界を旅するための、気楽なガイドブック。(本書の初版は1989年に書苑新社から発売されたものです)
このデジタル時代にボードゲームはほとんど太古のものに見える一方、ドイツ様式〈スタイル〉ボードゲームとしても知られるユーロゲームは、ビデオゲームの興隆と時をほぼ同じくして人気の上昇を見た。ユーロゲームは単純なルールと短いプレイ時間の中で、運や闘争よりも戦略に重点を置いている。本書ではユーロゲームの形式、それを取り巻くホビイスト文化、そしてそのようなゲームのプレイをホビイストが体験するありかたについて考察する。卓上ホビーゲーミングの進化の歴史を振り返った後、なぜホビイストはユーロゲームをプレイするのか、いかにしてプレイヤーは競争的遊びと親密な社交的集まりという要求との間でバランスを取っているのか、ゲームの出会いの社交的文脈がどれほどプレイ体験を形作るものなのか、探究する。この革新的な仕事は、歴史とカルチュラルスタディーズとレジャー研究とルドロジーと遊び理論を結びつけ、このゲーミングコミュニティにおける新しいトレンドに光を当てている。
ビデオゲームは、半分現実、半分虚構。ゲームとは?ゲームの楽しさとは?伝統的なゲームとビデオゲームはどうちがう?ビデオゲームのプレイは現実?それともフィクション?新旧のゲーム研究に加え、文学理論、映画学、認知科学、心理学、計算機科学、システム理論、ゲーム理論といった多彩な分野からの研究成果を援用しながら、こうした問いを丁寧かつ明快に解きほぐす。ゲーム研究の記念碑的名著、待望の邦訳。
ルールズ・オブ・プレイ: ゲームデザインの基礎
名アニメーターのエリック・ゴールドバーグが、キャラクターを「内面から」構想し、強烈な個性を作り出すための方法を文章とイラストで詳細に説明している。テクニックや原則を単に分析するだけでなく、このユニークな書籍には、著者が使っているアニメーションの原則を実際に確認できる動画も付属。アニメーターとして30年以上活躍してきた著者は、現場で培った豊富な知識から、古典のカートゥーンに対する考察や、しゃれを利かせた有益な見解を披露している。