「世紀転換期アメリカ」の多文化性が鮮やかに浮かび上がる―南北戦争の混乱を経て、急激な変化を遂げたアメリカ。多くの社会矛盾を抱えるなか、アフリカ系、先住民系、移民出身等、多彩な書き手たちが次々と現われていた。11人の作家によるテクストを多層的に分析、20世紀後半の「多文化主義」の萌芽をみる。
新しい科学技術が社会に芽吹くとき―論壇、世論、マスメディアに現れるダイナミクスを分析し科学技術と社会の関わりを問う。