Books from 幻冬舎

  • カブール・ノート: 戦争しか知らない子どもたち
    By 山本芳幸

    戦争の本当の悲惨さを、なぜ日本のメディアは伝えないのか!米国のエゴ、テロリスト掃討の犠牲になる市民、捕虜への虐待、一方的で横暴な捜査...。現在イラクで日々発生している悲劇は、アフガニスタンですでに起きていた―。国連難民高等弁務官として戦地・カブールで悲しみの現実に触れ続けた著者だからこそ描けた“悲しみの真実”とは。

  • さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた
    By みあ

    人付き合いが苦手で言葉がつっかえやすいことから、転入先でも孤独な日々を送っていた心音(高三)。ある日海辺で、亡き母が大好きだった曲『やさしさに包まれたなら』をギター片手にひとりで歌っていると、見知らぬ男性に「俺と、歌ってくれんか!」と声をかけられる。慌てて逃げ出した翌日、心音の前に制服姿で現れた彼は、強引に心音の手をとって駆け出す。連れて行かれた先は、彼がギターを担当するバンドの練習場で―!?

  • 空飛ぶ広報室
    By 有川浩

    不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い...。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。

  • 週末、森で
    By 益田ミリ

    そうだ、田舎で暮らそう。ある日思い立って森の近くで暮らしはじめた翻訳家の早川さんと、週末ごとにお土産を手に、早川さんを訪ねてくる経理部ひとすじ14年のマユミちゃんと旅行代理店勤務のせっちゃん。畑を耕すことも、ナチュラルライフにはまることもなく、仲良し3人組がてくてく森を歩く...働く女性に贈る共感度120%の四コマ漫画。

  • 週末は彼女たちのもの
    By 島本理生

    婚約者に結婚の延期を告げられた女、新しい恋を失ったシングルマザー、彼氏の代役をさせられた大学生、永遠を信じない実業家。そんな男女に突然訪れる新しい恋の予感。信号待ちの横断歩道、偶然立ち寄ったバーのカウンター...。いつでも、どこででも恋は生まれる。臆病なあなたに贈る、人を好きになることのときめきと切なさに溢れた恋愛小説。

  • 前進する日もしない日も
    By 益田ミリ

    着付け教室に通ったり、旅行に出かけたり、引っ越ししたり。仕事もお金も人間関係も自分なりにやりくりできるようになった30代後半から40歳にかけての日々。完全に「大人」のエリアに踏み入れたけれど、それでも時に泣きたくなることもあれば、怒りに震える日だってある。悲喜交々を、きらりと光る言葉で丁寧に描く共感度一二〇%のエッセイ集。

  • 親子のための仏教入門: 我慢が楽しくなる技術
    By 森政弘

    今、子供に我慢させることは何より難しい。大人でさえ苦手なのだから当然だ。だが、意外な近道がある。それは仏教だ。仏教は「無我」を説く。無我とは、「苦痛が消え、自然に我慢できる状態」をいう。無我になると、イライラや腹立ちが消え、人生の些事が喜びに変わる。ロボット博士として名高い著者は、中学の技術授業でロボット作りが試みられた時、失敗を繰り返し考えながらも夢中で手作業する子供たちが、いつしか無我の境地にいることに気付いた。物作り、手仕事がもたらす効果を、合掌・読経・坐禅と並んで説いた、全く新しい仏教入門。

  • 家族戦争: うちよりひどい家はない!?
    By 西舘好子

    家族とは?夫婦って?元夫・井上ひさしとの、すさまじくも濃密な後悔だらけの人生。失敗から、家族の本質が見えてくる!

  • SLY
    By 吉本ばなな

    SLY

  • 僕にできないこと。僕にしかできないこと。
    By 春山満

    24歳のとき進行性筋ジストロフィーを発症。現在、首から下がまったく動かない車椅子の社長が、福祉・介護ビジネスの第一線を走る。妻と二人三脚で、絶望のどん底から立ち上がった感動の物語。「もうおしまいと思ったところから、生きる道は必ず開ける」「失くしたものを勘定する必要はない」。人間の無限の可能性を問う、生きる勇気が湧く本。